海外で働く

日本は高度経済成長期から男性が働き女性は家庭を守る専業主婦であることがステータスになっていました。
しかしそれも景気がいい時にしか成り立たないものであるので、現代の日本ではすでにその家庭のあり方は適していないと言えます。
ですが今の日本社会はやはり働くとなると男性社会であり、女性は結婚や出産で会社を辞めることになるからと役職につけないこともあります。
さらに子どもの預け先も保育園の待機児童問題などがあるため満足に確保出来ているとは言いがたく、女性が働くことに対して否定的な世の中だと思ってしまいます。

一方、海外はどうなのかというと、大体の国で日本より男女平等社会、女性の社会進出が進んでいます。
子どももベビーシッターだったりメイドを雇うのが当たり前になっている国もあるので働く女性にとってはとても心強いのです。
日本より海外のほうが女性の仕事に対するサポートがしっかりしているので、日本にいる優秀な女性が海外へ仕事を求めて行くことも珍しくありません。
語学力は必要になりますが、日本で英会話スクールに通って日常会話レベルまで習得した後は現地に行って仕事を探してそこで英語も勉強しつつ仕事をするというスタイルの人も多いです。
アメリカは移民が多いので、民族ごとに英語を学ぶサークルがあったりするのでそこに参加すれば英語を学ぶ機会もあります。

ある調査でも海外で働きたいと思うかという質問に対して半数以上の女性がイエスを言っています。
日本を離れることで自分の視野や可能性を広げることも出来るし、かえって日本に愛着がわくなど様々な経験ができるようです。
海外で活躍する女性が今後も増えていけばいいですね。

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