仕事への復帰

女性が結婚・出産をしてまた職場に復帰すること。
これは元いた場所に戻るということなので当たり前のことのように思われますが、日本だと決してそうではありません。
企業によっては育児休暇制度が整っていない場合もあり、そういった場合は出産を機に仕事を辞めざるを得なくなります。
そういった体制が整っている大企業でも、形だけで実際には雰囲気的にも制度的にも取得しづらく、泣く泣く辞めるという女性もたくさんいます。
そうして女性だからという理由で優秀な人材が日本社会から失われていくのです。
また、都市部を中心に認可保育園に入れない待機児童問題も激化しています。
経済的な理由で働かなければならない家庭も増えています。
働きたい女性が増えているのにもかかわらず、それをかなえる体制が整っていないことはとても残念なことです。
本人が結婚・出産の後仕事に復帰するつもりでも、周りの環境がそうさせてくれないことなどいくらでもあるのです。
ですので結婚するまでにキャリアを積み上げておく、もしくはもっと子育てをサポートしてくれるような国に移住するなど、少し具体的にプランを練っておくとよいでしょう。
女性の仕事で復帰することは必ずしも簡単なことではないということをまずは認識するべきです。

しかし、人材不足の続く看護師では育児後の復職は多くあります。今までは、他の職場と同じように出産・育児を機にやめてしまう看護師が多数いました。そのため、潜在看護師が多くその数は50万人以上といわれています。
復帰体制の整っている医療業界ですが、未だに産休・育休を機に辞めなければいけない風潮のある職場もあります。そういった場合、看護師さんは転職サイトなどを利用して辞めずにすむ病院へ転職しているようです。
詳細:http://nurse-career-change.com/

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